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【那須製紙株式会社】 ~社会に仕掛ける「循環の輪」~

新たな時代に向けて、「創意・工夫・熱意」を持って時代と共に邁進中!

2016/05/23


今回ご紹介するのは、襖(ふすま)紙、壁紙、特殊紙の製造販売を行っている「那須製紙株式会社」です。

お話しを聞かせてくれたのは3代目社長の城田和郎さん。


「那須製紙株式会社」ってどんな会社?

同社は、創業大正14年、手漉き和紙から始まり、以来90年間の長い歴史を刻んでいます。

「那須の天然水」を利用した古紙の再生。そして、廃棄物もリサイクルさせて『環境に優しいモノ造り』に取り組み、古紙のリサイクルから高付加価値の湿式不織布まで、シートになるものであれば何でも挑戦し、業界トップクラスの製造販売を誇る会社です。


ここで造られている襖紙ロールの山。
ここで造られている襖紙ロールの山。
出荷した襖紙は素敵な襖に加工されます。
出荷した襖紙は素敵な襖に加工されます。

「循環の輪」が生まれる製品を造りたくて・・・

「再生」とは、終わる命にび命を吹き込んでかすこと。

同社が取り組む再生事業は、紙のリサイクルだけではありません。
これまで産業廃棄物として捨てられていたにも命を吹込みます。


一石二鳥の再生商品!

紙を再生させる過程で発生する製紙スカム(いわば〝カス〟のようなもの)も再生させてしまいます。
今までは産業廃棄物として廃棄していたもの。
今までは産業廃棄物として廃棄していたもの。
手でポロポロと崩れます。
手でポロポロと崩れます。


これを一体何に再生させると思いますか?


実は、これを乾燥させて、畜舎の〝しきわら〟の代用品として再生させています。
まるで枯山水のように丁寧に敷かれ、天日干しをします。
まるで枯山水のように丁寧に敷かれ、天日干しをします。
事の発端は、取引をしている運送業者の方から、酪農家の方達が敷き藁不足で悩んでいるというお話を聞いたことがきっかけだったそうです。
周りの人との繋がりを大切にしているからこそ、生まれたアイディアですね。

これは、環境にも優しい上に、困っている方達の手助けにもなり、画期的な商品開発となりました。

一般品よりも優れた商品に!?

また、〝役目を終えた紙幣〟を封筒用紙としても蘇らせています。

紙幣は、一般紙よりも丈夫に作るため、繊維量が2倍、さらに銀の特殊加工がされています。

そのため、紙幣を再生するには、コストも手間暇も掛かり、焼却処分となっていました。

しかし、少しでも資源循環の促進の役に立ちたいと、困難な再生にも取り組んでいます。
ツルツルしていてとても字が書きやすい素材。
ツルツルしていてとても字が書きやすい素材。
そして、なんと、そうして生まれた商品は、普通の封筒よりも「透けにくい」「濡れにくい」「破れにくい」という特徴を兼ね備えたスゴモノなのです!

個人情報を保護したい書類や、現金用の封筒としての活躍も期待されています。

「循環させていけるモノが造れた時は、本当に喜びを感じます」と社長は語って下さいました。

環境に優しい取り組みはリサイクルだけではなかった!!

同社は、リサイクルということだけではなく、他にもたくさんの環境保全活動にも取り組んでいるISO14001認定取得工場(※)でもあります!

平成25年には栃木県が主催する『マロニエECO事業所表彰』の〝最優秀賞〟を受賞しました。

                              《以下の点などが評価されました》
ボイラーの燃料を軽油の一種であるA重油からLPGガスに転換し、また、ボイラーの配管を保温することによってCO2排出量を大きく削減!

「省エネ診断」をはじめ、専門家の指導により、機器のインバータ化や運用改善の積み重ねを行い、電気使用量を削減!

廃棄していた製紙スカムを畜舎の敷き藁の代用品として再生させ、産業廃棄物排出量を半減!

更に、工場の周りには水田が広がっており、周りの方に迷惑をかけないよう、「汚い水は一滴も流さない!」という信念のもと、リサイクル過程で大量に使用する水の浄水を徹底的に行っています。
(※)ISO14001認定取得工場
国際標準化機構 (ISO) が発行した環境マネジメントシステムに関する国際規格で、環境に配慮し、環境負荷を継続的に減らすシステムを構築した組織に認証が与えられる。

むすびに

「これからも意欲的にリサイクル商品の開発に挑戦し、資源が循環される社会づくりに貢献したい」と、ワクワクしながら未来を見つめる社長を見て、那須製紙株式会社の今後益々の発展を確信しました。

那須塩原市でこんな素敵な取り組みをしている会社があることを、皆さんにご紹介できて嬉しく思います。

自分が住むまちのため、また、地球のために、私たちも自分のできることから始めていきましょう!


            ※2016年5月21日放送のRADIO BERRY『チャレンジing那須塩原』でご紹介しました。

RADIO BERRY『チャレンジing那須塩原』ホームページ
http://www.berry.co.jp/nasushiobara/
(PODCASTで聞き逃した放送を聴くことが出来ます。)

那須製紙株式会社ホームページ
http://www.nasupaper.jp/





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だからこそ、新しい世界に挑み、チャレンジする人を応援できるのである。
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