きらきらチャレン人
今回ご紹介する『チャレン人』は、今年9月に美容室「Room」をオープンした、荒井 政子さんです。
那須塩原市商工会と西那須野商工会が空き店舗対策事業として新規開業者に家賃一部を補助する「チャレンジショップ」に申し込み、認定をされ、下野新聞でも紹介されました。
美容室「Room」
美容室「Room」は、三島地区の空き店舗を改装し、平成28年9月にオープン!
改装はなんと全部ご自身で行ったそうです。
そのため、掛かった費用はほぼ材料費だけなのだとか。
写真左側「ゆり」という看板の入り口から2階へ上がります。
居酒屋さんのすぐ隣りに「癒しの世界」への扉が☆
荒井さんの「家でも職場でもない“ご自分だけの場所”でゆっくりとした時間を過ごして頂きたい。」という想いから、美容室内はリラックスできるステキな空間となっています。
さらに、一つひとつの小物にもこだわったオシャレな雰囲気が“特別感”を味あわせてくれます。
特別感を味あわせてくれるのは、空間だけではありません。
美容室「Room」では、一人のお客様に充てる時間が長く、ヘアカットメニューだけでも1時間15分くらい掛けるのだそうです。
なぜなら、丁寧な作業に加え、荒井さんならではの“スペシャルケア”が含まれているからです。
首肩のマッサージだけではなく、フェイスラインのリンパマッサージやヘッドスパ、最後にはトリートメントまで付いていて、体までリフレッシュをすることができます。
通常の美容室では別料金メニューであるものが、注文せずとも付いてくる。
その“お得感”と心身ともに得られる“満足感”は、「Room」ならではのものです。
荒井さんは、それも一重に「とにかく、お客様に来て頂いている間に“最善の策”を尽くし、満足して帰って頂きたい。」という想いからだと語ります。
さらに、他のお客様と時間が重ならないようにしているため、小さなお子さんをお持ちのお母さんでも安心してお子さんを連れて来られのも「Room」の魅力の一つです。
たくさんの人に支えられて
荒井さんは、小学生の頃から美容師に憧れていたといいます。
その想いのままに、高校卒業後は美容学校へ進み、卒業して以来ずっと美容師として働く、現在、19年目のベテラン美容師さんです。
そんな荒井さんは「これまで様々な店舗を渡ってきたので、今こうして自分のお店を持てて本当に嬉しいです。」と語ります。
そして、自分で商売を営むようになり、あることに気が付いたといいます。
それは、「力を貸してくれる人がこんなにいるんだ。」ということ。
勤めていたときと“人との関わり方”が変わったことにより、改めてたくさんの人に支えてもらっていると実感したそうです。
商工会の方は、商売というものをやったことがなかった荒井さんに対して、そのノウハウを教えてくれたり、セミナーに参加させてくれるなど、たくさんの協力をして下さったそうです。
そのことで同じく起業する方とお話をする機会も作ることができたのだとか。
さらに、今回利用した「チャレンジショップ」の補助金を知ったのも“人との繋がり”によるものだったといいます。
これまで補助金を利用しようという意志がなかった荒井さんですが、不動産会社の方が「チャレンジショップ」の募集のことを教えてくれ、「期限ぎりぎりだけど応募してみたら?」と勧めてくれたそうです。
建物のオーナーの方とも良い出会いだったそうで、荒井さんは「そういったご縁があって、今こうして開業することができたのだと思います。」と、周囲の方々への感謝の気持ちを語って下さいました。
むすびに
最後に荒井さんは、「今まさに始まったばっかりのチャレンジで手さぐりの状態ですが、小さく長くやっていけたらいいなと思っています。三島という場所は、先人の人たちが頑張って開拓をした場所と聞いているので、自分もその地で頑張っていきたいです!!」と語って下さいました。
一人ひとりのお客様をとことん大切にし、髪も体も心もリフレッシュさせてくれる美容室「Room」。
このまちで頑張る人たちを癒してくれる場所がまた一つ増えました☆
ラジオ収録で髪をカットして頂いた岡田眞善さんは、
「今日から人生が変わりそうな気がします!」と、大感激でした。
※2016年11月19日放送のRADIO BERRY『チャレンジing那須塩原』でご紹介しました。
チャレンジing那須塩原~一歩踏み出す人を応援するまち
「立ち向かうユウキ」「乗り越える強いココロ」「きり拓くチカラ」
僕らは、先人からフロンティア-DNAを受け継いでいる。
だからこそ、新しい世界に挑み、チャレンジする人を応援できるのである。