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那須塩原市地域おこし協力隊 2期生をご紹介します!!

~ 大野 恵理 編 ~

2016/10/27

那須塩原市地域おこし協力隊は、平成28年9月より新たに2名の協力隊を迎え、総勢4名となりました!!今回は、その協力隊2期生である大野 恵理さんをご紹介します♪

若者が集まって活動できる場をつくっていきたい!

大野 恵理
 
東京都江戸川区より移住
趣味は観劇、読書


一日一日が発見の連続。「嫌い」だった栃木を「好き」になりかけています!
まずこのまちに来て、初めて感じたことは、
「この『栃木』の空気知っている気がする! やっぱり、栃木っていいな」でした。

以前は、田舎は何もないと思っていたので「嫌い」でした。

旧大平町で生まれ育った私は、『ラジオパーソナリティー』や『小説家』になることを夢見て、東京を目指しました。
「伝えること」を仕事にするため、マスコミ業界に就職したいと思い、「何でもある」都会に出るのが一番だと考えたのです。
文字や言葉といったカタチにして伝えるということは、多くの知識や経験と自身を語る軸となるものが必要だと思い、短大から都内の大学へ編入学し、興味のある文学や語学を学びながら、好きな演劇の活動はもちろん、放送研究会で番組制作をしたりしてきました。

震災直前の就職氷河期。
マスコミ関連の就活に挫折し、一度は地元に戻りましたが、まだ東京で「何も挑戦していない」と思い、再度東京へ出ていきました。
そして、学生のときとは違い、自分の収入でやりくりしていくことの大変さを知りました。
気が付けば、生涯を終えるまでに夢を叶えることができればいいと考えるようになっていき、都会という場所にしがみつくだけになっていたのです。

生活のための仕事で目標にしていたことが達成できそうになったとき、自身に問いかけました。
「……あれ? もうすぐ30歳だけど、このままでいいの?」
住み慣れた東京で仕事を続けるのか。
生まれ育った栃木に戻るべきなのか。
そもそも、わたしのやりたいことは東京でなくてはできないことなのだろうか?

学ぶこと、伝えることに場所は関係ない! 自身の気持ち、やる気次第で何でもできるはずだと思いました。

目先の生活や社会の流れに流されるままよりも、好きなことを仕事にして、安心して落ち着いて暮らせる場所で、結婚して、子供を産んで、おばあちゃんになっていきたい。

やっぱり栃木が一番暮らしやすい!!

そう思ったわたしの目に飛び込んできたものが『那須塩原市地域おこし協力隊』の募集でした。

この那須塩原市にきて約2か月。
「嫌い」だった栃木を「好き」になりかけてきています。

暮らし始めてみると、一日一日が発見の連続。
素敵な人にたくさん出逢いました。

縁あって那須塩原にやってきて、たくさんの地元の人に応援されながら若くて新規就農した人。
東京に出たけれども、那須塩原の良さに気付いて戻ってきた人。
先代が築きあげてきた会社を引き継ぎ、新しいものを取り入れて挑戦をしている人。
頑張る若者を支えながら様々な取り組みをしつつ自分の夢にも励む人。
塩原温泉の歴史・文学・伝統を伝えるために、自らの知識を自らの言葉で伝える人。
巻狩まつりで、一丸となって盛り上げようとしている地域の人たち。

人から人へと繋がっていて、穏やかで温かいまちだと思いました。
まだ出会っていない素敵な人たちがたくさんいると思います。

大好きな『演劇』『文学』を軸として、今まで培ってきた知識や経験を活かしながら、若者が集まって活動できる場をつくっていきたいと思います。
大野さんが撮影した、市民劇団による創作劇『那須野の大地』の様子。大変感銘を受けた作品です。<br>
大野さんが撮影した、市民劇団による創作劇『那須野の大地』の様子。大変感銘を受けた作品です。
今年度の「巻狩まつり 出陣式」においては、司会アシスタントを務めました。
今年度の「巻狩まつり 出陣式」においては、司会アシスタントを務めました。


↓↓《 新制『那須塩原市地域おこし協力隊』 》↓↓
新たな仲間が増え、ますます那須塩原市を元気にしていってくれることでしょう☆